地域の紹介

横浜は、日本における近代キリスト教の歴史において非常に重要な都市の一つです。
この地域は、幕末に日本が西洋に門戸を開いた初期から、キリスト教の宣教と深い関わりを持ってきました。

1. 開港と共に伝来したキリスト教（1859年以降）
1859年 横浜開港
江戸幕府がアメリカなどと条約を締結し、外国に門戸を開いたことにより、横浜は主要な開港地として指定されました。
これにより多くの外国人が横浜に住むようになり、その中には宣教師たちも含まれていました。

キリスト教の再伝来
日本では1614年に徳川幕府による禁教令が出され、約250年間キリスト教は禁じられていましたが、1850年代後半から再び宣教師たちが来日し始め、
横浜はその中心地となりました。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの宣教師がこの地を拠点に活動しました。

2. 宣教活動と教育・医療機関の設立
ジェームズ・カーティス・ヘボン（James Curtis Hepburn）
アメリカの長老派教会の医療宣教師として横浜に派遣された人物。
日本語のローマ字表記（ヘボン式ローマ字）の考案者であり、日英辞書の編纂や聖書翻訳にも大きな貢献をしました。

教育機関の設立
1870年代以降、多くの宣教師が学校を設立しました。特に女子教育や幼児教育が横浜から始まり、日本全国に広がりました。
代表的な学校：
　- フェリス女学院（Ferris Jogakuin）：1870年、宣教師メアリー・エディによって創設
　- その他：聖書学院、横浜幼稚園など

キリスト教系病院の設立
　医療宣教の一環として病院も設立されました。
　例：横浜キリスト病院（Yokohama Christian Hospital、1890年代創設）

3. 教会の設立と日本人信者の誕生
外国人用の礼拝堂
開港直後は主に外国人向けの礼拝堂が建てられました。
例：横浜クリストチャーチ（Yokohama Christ Church, 1863年、英国国教会）

日本人教会の形成
日本人の回心者が現れ、徐々に日本人中心の教会も誕生しました。
例：横浜本牧教会、日本基督教団・横浜教会など

4. キリスト教迫害と復興（19世紀末～20世紀初頭）
初期の日本社会では反キリスト教的な感情が強く、政府も警戒的でしたが、明治維新以降の近代化の中で、徐々にキリスト教の影響が広がっていきました。

文学との接点
横浜を舞台にした近代文学作品の中には、キリスト教の思想が反映されたものもありました（内村鑑三、武者小路実篤など）。

5. 現代の横浜とキリスト教
現在も横浜は、日本国内で比較的キリスト教会が多い地域のひとつです。
多文化的で国際的な雰囲気の中、外国人と日本人のクリスチャンが共に礼拝する教会も多く存在します。

公演背景

ふたりはひとりにまさる！（伝道者の書 4章9節）

2007年、韓国のオンヌリ教会と日本の色んな教会が協力し、
韓流の芸術と文化を用いた宣教ミッション「LOVE SONATA（ラブソナタ）」が始まりました。
そして2025年の夏、新たな世代による日韓交流が始まりました。

日本と韓国は、エンターテインメントと文化の分野において、
世界中の若者たちに大きな影響を与えています。
もし、この両国のクリスチャン若者たちが出会い、
良き友としてつながったら、いったいどんなことが起こるでしょうか？

日韓のクリスチャン青年たちがイェス様の中で互いに励まし合い、
リバイバルのビジョンを持って立ち上がったなら、
この世界にどのような影響を及ぼすことができるでしょうか？

7月4日、横浜・栄公会堂において、
韓国からはイ・ソジン牧師とバンド、賛美チーム、
日本からは匂坂牧師とバンド、賛美チームがともに集いました。

そして、日韓の若者たちは国や文化を超えて、
それぞれの言語で神様を賛美し、礼拝するひとときを持ちました。

公演日程

キリスト教会の参加現状

本郷台キリスト教会
ひばりが丘バイブルチャーチ
高座教会
ニュータウン・カルバリー・フェロシップ
清水ヶ丘教会
戸塚キリスト教会
十条キリスト教会
主都福音キリスト教会
横浜オンヌリキリスト教会
東京オンヌリキリスト教会
八千代オンヌリキリスト教会